ワイヤレス・セーフティフットスイッチとコマンド装置

プレスブレーキや成形機、また曲げ装置などでは、フットスイッチがマンマシンインターフェースのカギとなります。作動頻度が極めて高く(スイッチサイクル年間最大200万回は、3シフト制の24時間操業では現実的な値です。)、オペレータがプレスストロークを出すだけでなく、停止させるのにも使うため、安全機能が重要視されます。

GF/GFSシリーズの一部として、シュトイテではこのタスクに特化した三段階の安全フットスイッチを開発しました。このスイッチの特徴は、安定性の高さと人間工学的に快適で作動時に疲れが出ないように設計されたペダルの低さです。ペダルが長い間、真ん中の位置にキープされるため、これはとくにエネーブルスイッチの使用において理想的です。

SPS においてシュトイテは、ワイヤレス・セーフティフットスイッチの最新版を発表します。すべてのモデルにおいて、プレスブレーキのために配線の必要がありません。このスイッチは、シュトイテがこのために開発した、本質的に安全なワイヤレスプロトコルsWave 2.4 GHz-safe®を介して伝達します。ほかのワイヤレス機器が同じ周波数で稼働していたとしても、レスポンスタイムは確実に安定して100ms以下を誇ります。シュトイテのワイヤレス技術sWave.safe®は、迅速で確実なレスポンスタイムをもち、ロバストで安全かつ安定したワイヤレス接続を提供します。このプロトコルの特徴は低いパワー消費と速い接続、そして長いバッテリー寿命です。

ケーブルフリーの信号送信は、オペレータの動きもかなり自由になり、人間工学的にも常に最適な状態です。配線の摩耗や断線も泣く、フットスイッチのアベイラビリティは高くなります。

ワイヤレス・セーフティフットペダルは、ペダルを3つまで並べることができ、アプリケーションに取り入れた時、パフォーマンスレベルe(EN ISO 13849-1)とSIL 3 (IEC 61508)を達成します。

成形機の大手製造業者は、構成部品の一部として、または選ばれることの多いオプションとして、すでにこのコントローラの提供を始めています。シュトイテのすべてのワイヤレス開閉器とセンサの基となる技術により、本質的に安全なワイヤレスプロトコルsWave 2.4 Ghz-safe®をほかの開閉器やコマンド装置のプラットフォームとして利用することも可能になります。シュトイテはまた、SPS 2019において、本質的に安全なワイヤレスハンドコントローラをご紹介しています。

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