シュトイテ「過酷環境」のSPS IPC Drivesへの出展/氷点下60℃までの気温と爆発の可能性がある環境での使用

シュトイテの「過酷環境」事業は、定番のスイッチやセンサーが直ぐに使えなくなってしまう様な環境、または全く使えない様な環境での使用を想定したスイッチを開発し、製造してきました。極端な低気温や爆発の可能性のある環境も含みます。

それぞれが特別な要求を課す様な2つの過酷エリアのコンビネーションのために、シュトイテはSPS IPC Drivesで発表した、新しいポジションスイッチと磁気センサーを開発しました。

DIN EN 50047とDIN EN 50041の規格のサイズに則った、新しいEx 97とEx 99シリーズのポジションスイッチは、防爆関連の製品群の足りなかった部分を補足します。防爆ゾーン1と2(防ガス)、21と22(防塵)で、安全機能が追加され、承認されたポジションスイッチとしての使用が可能です。それぞれの使用方法に適した様々なアクチュエーターが選択できます。

この防爆ポジションスイッチは、氷点下60℃にまで対応できます。氷点下での耐衝撃試験など、必要な試験には勿論合格しています。2つの新しいシリーズの製品は埃が入らないよう密閉されており、腐食しません。シュトイテは、石油やガス探査のバルブの位置検知などへの使用を念頭において二つの新しいシリーズの開発にあたりました。

これらの電気機械的スイッチ機器の代わりに使えるものとして、防爆、氷点下での使用に向けた円柱磁気センサーEx RC M20 KST製品群も開発しました。いずれの製品も同様に過酷環境への耐久に優れており、氷点下60℃までの環境で正確に機能します。いずれの製品も密閉されている為、粉塵エリアでの使用でも長く使用できます。このセンサーもSPS IPC Drivesで発表しました。

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