新しいワイヤレス認証を受けた最新の製品シリーズ

爆発性環境向けワイヤレス・ポジションスイッチおよびセンサ

「防爆型ワイヤレス」は、シュトイテのビジネス分野・過酷環境が開発した技術であり、爆発性環境での開閉装置のアッセンブリと作動を簡単にするものです。開閉装置は、コントロールキャビネットにある受信機に防爆対応の配線で繋ぐ必要性はもはやなく、そのようなアプリケーションに特化して作られた低エネルギーのワイヤレスプロトコルを通じて繋がれます。これは、当然ながら、ATEX/IECEx指令の認証を受けています。

爆発性環境向けのプラントや機械を作るエンジニアは、スリムな長方形デザインのワイヤレス・ポジションスイッチEx RF96を利用し、稼働する機械構成部品や、加工中の製品の位置を検知することができます。

または、円筒形の防爆型ワイヤレス誘導型近接センサEx RF IS (M 12、 M 18 およびM 30)を利用し、接触なしに位置検知をすることも可能です。この場合、ワイヤレス多機能送信ユニットEx RF 96 ST Exが、ワイヤレス送信とセンサへのパワー供給の分配を行います。

このワイヤレスセンサは、産業環境でよくあるような扱いにくい状況(他のワイヤレスシステムとの併用など)でも極めて確実な送信を行います。

シュトイテでは、これらの製品群を刷新し、新しいATEX-/IECEx認証の付いた最新バージョンをSPS で発表致します。防爆型ポジションスイッチと防爆型センサの両方とも防爆ゾーン1および21での使用に関する最新のATEX-/IECEx指令の認証を受けています。ワイヤレス信号が必要とするエネルギーはごくわずかであるため、爆発の危険性はありません。そのため、さらなる柔軟性をもって防爆仕様の機械やプラントを設計し、建設することができます。

アップデートされた2つの開閉器シリーズは、可動パーツやアクセスの難しいパーツがある防爆ゾーンで、機械やプラントへの取付に最適です。防爆対応の配線接続の必要がなくなり、開閉機器が防爆ゾーン内からその外部へ送信するため、開閉器の取り付けと防爆認証の取得がごく簡単になりました。